日本書道芸術院とは
日本書道芸術院は、昭和20年11月1日に、前会長前川芳南により設立されました。
本院は、書道振興と、青少年の精神的な進歩、向上を目指し、文化の興隆・および人格の向上を目的とし、活動を続けております。
本院創設者
故前川芳南は、戦中、戦後を通じて日本の書壇を現代のように育て上げた第一人者、辻本史邑先生を師とする書家です。
辻本史邑先生は書はもちろんのこと、文房四宝(ぶんぼうしほう)(筆・墨・紙・硯)に関する憧憬も深く、古典の研究にも深い関心を示され、『昭和新選秘法帖大観』三十六部冊を出版されています。
また、辻本史邑(つじもとしゆう)の書の普及のため、辻本会頭を顧問にいただき、戦後すぐの昭和二十年に書道雑誌の『書のアルバム』(現在の『書芸』)を発刊するなど、精力的に活動の幅を広げました。
字形の中でも特に篆書、隷書を得意とし、師に習い文房四宝にも明るく、とりわけ硯の収集は日本一といわれ、さらに篆刻にも秀でておりました。
会長紹介
前川隆央(りゅうおう)
本名 前川隆央(たかお)
昭和十四年 大阪市生野区出生
神戸商科大学経営学部卒
現会長前川隆央も辻本史邑先生に書を習い、今井凌雪先生・金子鴎亭先生・明石春浦先生の下で学んだ日展作家であり、毎日書道會審査会員として活躍しています。同時に、歴史・経済・文学・宗教・美学・全てのことに博学であり、それ故に誰いうとなく「書道家」というよりは「諸道家」と言われています。
現職
- 日本書道芸術院会長
- 財団法人 毎日書道會審査会員
- 道明寺天満宮席書大會運営委員長
- 日展作家
- 玄和書道會客員
- 毎日新聞社文化教室講師
- ナカバ式漢字普及協會理事長
- 高野山書道協会理事
- 全国公募日本書道芸術院展運営委員長
- 月刊誌「書芸」主幹
- 洛央社会長
これまでの実績
【展覧会他】
- 2010年 第62回毎日書道展 当番審査員(漢字Ⅰ)
- 2009年 第61回毎日書道展関西展 常任顧問
- 2008年 第60回毎日書道展
- 運営委員・会員賞選考委員・当番審査員(漢字Ⅰ)
- 2006年 第58回毎日書道展 関西展実行委員長
- 1993年 二人展
- 中国南開大学、干復千教授
- 1988年~ 自由創作展 18回開催(2018年3月現在)
- 1987年~ 毎日書道会 審査会員
- 1959年~ 日本書道芸術院展 57回開催(2018年3月現在)
【海外展他】
- 日本書道中国北京展出品参加
- 日本書道中国上海展出品参加
- ヨーロッパ展・アメリカ展出品参加
- 集中講演 訪米九回(米国州立ミシガン大学、クラーク大学、ワシントン大学、ウィットマン大学、セントラル・ワシントン大学、中国南開大学他)
役員名簿
日本書道芸術院の役員名簿をご用意いたしました。
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